花(正しくは萼(ガク)ですが)の色の変化から花言葉は「移り気・浮気」ですが、オットドッコイ、これだけでなく「辛抱強い愛情、元気な女性」という意味もあるそうです。この花を女性に贈る人はあまりいないと思いますが・・・・。
アジサイは元々東洋に咲いていた花で、江戸時代長崎のオランダ商館に医師として来日したドイツ人シーボルトが日本で採取したアジサイには彼の現地妻「お滝さん」からきたHydrangea Otakusaという学名が付いていました。(シーボルトについてはココをクリック)
本来は青系統の花だったのですが、ヨーロッパに渡り赤くなって里帰りしました。(赤くなったのは恥ずかしかったからじゃなく、ヨーロッパの土がアルカリ性だったからです) 花の色は、生えている土地の土質にって変わります。酸性の強い土質なら「青」、アルカリ性なら「赤く」なります。まるで、花のリトマス試験紙です。

 
咲き始めの頃は、まだ白っぽく、「私、純潔」って主張していますが・・・しばらくたつと、ほんのりと色づいて
(世田谷区船橋 5月下旬) 
これは萼(ガク)アジサイ
(大阪市天神橋)

「墨田の花火」(ガクアジサイ) ↓

(世田谷区大原 水道局大原浄水場)
  
(世田谷区砧)
そして・・・・脱兎のごとく・・・

(世田谷区松原)

(世田谷区桜上水)
土質がアルカリ性だと・・・・

(世田谷区羽根木)
 
染め上がりました
(世田谷区桜上水)
その他にも
白花アジサイ

(世田谷区砧)
萼アジサイの変種

(世田谷区赤堤)

首都圏では鎌倉の明月院などアジサイの見所はいろいろありますが・・・・
京王井の頭線沿線は隠れた名所。渋谷から吉祥寺までの各駅停車20分の短い旅ですが、心和みます。
お時間があるときは是非ご乗車を。(見頃は6月上旬から7月上旬)
更にお時間があれば、東松原駅で下車してインサイトリサーチへもお立ち寄り下さい。

沿線の土手に沿って植えてあります。 東松原駅の上り(渋谷行き)ホーム

(世田谷区羽根木 井の頭線東松原駅北)

(世田谷区羽根木 井の頭線東松原駅)

紫陽花の「七変化」もなかなかのものですが・・・
七変化(シチヘンゲ、lantana)いう名の花もあります。さて、どちらの化け方が上手でしょうか。
皆同じ枝に咲く花です。

(いずれも、世田谷区松原)

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