2016年 カレンダー

昨年(2015年)撮影した花を中心に月ごとに花を選んで四季の花カレンダーにしました。

印刷用画像はPDF形式で保存してありますのでダウンロードしてプリントしてください。
元のサイズはA3ですが、プリンターを調整することでA4やそれ以外のサイズに変更できます。
(ご注意: ダウンロードして画像を見るにはアクロバットリーダーが必要です)

表紙    
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撮影データ
1.花の名
2.撮影地
3.一言コメント

ヒマラヤ姥百合(ウバユリ)Cardiocrinum giganteum
中国・四川省松潘県黄龍郷
世界遺産の黄龍から東へ谷を下った茂みの中でひっそりと咲いていました。茎丈は人の背丈ほどあります。

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一月
 シンビジウム Cymbidium

東京都世田谷区瀬田フラワーランド

日本や東南アジアに多く見られるラン科のシュンラン(春蘭)属の栽培種。比較的栽培が容易。

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二月
 パキポディウム・デンシフロラム
 Pachypodium densiflorum

マダガスカル島中央部

夾竹桃(キョウチクトウ)の仲間。乾燥に耐えるため茎に水をため込むので、茎は塊根のように見える。

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三月
 有明菫(アリアケスミレ)Viola betonicifolia

東京世田谷区砧公園

人家の近くで見られる菫で、白花にはシロスミレ、ニョイスミレがある。

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四月
 石楠花(シャクナゲ)
 Rhododendron 'Cornubia'

カナダ・バンクーバー UBC植物園

ネパールの国花でもあるアルボレウム種など深紅の石楠花類を交配して作った園芸種。

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五月
 熊谷草(クマガイソウ)
 Cypripedium japonicum Thunberg

埼玉県大宮区見沼

平家の貴公子 平敦盛を討った熊谷直実から付けられた日本ラン。同種の敦盛草よりやや小振り

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六月
 青い罌粟(メコノプシス・ベラ)
 Meconopsis bella

インド・アルナーチャルプラディッシュ州セラ峠

絶えず水が滴る岩壁に張り付いて咲く。他の青いケシと違って棘はない。


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七月
 青い罌粟(メコノプシス・グランディス・オリエンタリス)
 Meconopsis grandis subsp. Orientalis

インド・アルナーチャルプラディッシュ州バンガジャン

花径は15p〜18pと青い罌粟の仲間では最も大きい。ブータン国花であるGrandis種の異種とされているが、葉の付き方などが異なるため別種との説もある。

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八月
 青い罌粟(メコノプシス・ベヌスタ) Meconopsis venusta

中国雲南省麗江市住古村

雲南省の横断山脈は、インド大陸の衝突よるヒマラヤ造山運動の影響で、海底であったところが隆起してできた石灰岩高山。4500mの山頂近くの水のないガレ場に根を深く伸ばして咲く。
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九月
 当薬竜胆(トウヤクリンドウ)
 Gentiana algida

長野県・富山県県境 後立山連峰(鹿島槍ヶ岳)

根は胃腸薬の熊の胆よりも苦いので「竜の胆」となった。当薬とは「千度振っても苦い」センブリ。
後方の山は立山連峰・剱岳

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十月
 妙高鳥兜(ミョウコウトリカブト)
 Aconitum nipponicum var. septemcarpum

新潟県妙高市・糸魚川市境(火打山)

根に有毒のアルカロイドを含む。狂言の「附子(ブシ)」はこの根のこと。
後方は池塘が点在する天狗の庭。

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十一月
 躑躅(ツツジ)の紅葉Colored leaves of Ericaceae sp.

山梨県北杜市 甲斐駒ケ岳八合目

臼の木または大葉酢の木の紅葉。実も甘酸っぱくて美味。背景は甲斐駒ケ岳の山頂部。花崗岩の砕けた白砂が広がる。

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十二月
 唐綿(トウワタ)Asclepias curassavica

東京都世田谷区上祖師谷

唐(中国)の名が付くが、原産地は南米。実が熟すと綿毛がはじけ出ることから。茎を傷つけると白い乳液が出、有毒。
     
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A4版中綴じ小冊子のオフセット印刷でカレンダーを作りました。 
   
お世話になった方々にお送りしましたが、あと50部ほど残っています。ご希望の方には下記のとおり、チャリティ付きでお分けしますので、お申し込みください。。

★東日本大地震 震災遺児への奨学金支援チャリティご協力のお願い。
未曽有の大震災からあと2ヶ月で5年になります。復興は着々と進んでいて、道路や建物はかなりの程度復旧されましたが、津波で親を失った子供たちには心の傷とともに、経済的な問題がいまだ残っています。当時13歳だった中学生は、今、大学受験を迎えており、これからは学資など更に経済的な負担が増えます。こうした子供たちが安心して学業に専念し、将来の復興や地方活性化の担い手となれるよう微力ながら援助したいと考えます。
その一助として、今回「四季の花々カレンダー」を販売し、その代金を震災遺児の奨学金基金団体である「公益財団法人みちのく未来基金」に寄付いたします。
  四季の花々カレンダー 1部について
  販売価格 − 1,000円(送料を含む)
  寄付額   − 1,000円 (購入者のお名前で寄付します)

ご賛同いただける方はmatsunaga@insite-r.co.jpまで、ご希望部数、送付先、連絡先などをご記入の上、ご連絡ください。折り返し、支払い方法をお知らせいたします。

★東日本大震災被災者仮設住宅へのチャリティ(花の写真贈呈)ご協賛のお礼。
昨年は2月に続き、4月と5月に花写真(25枚)を19ケ所の仮設住宅にお送りしました(累計79施設、133枚)。
お送りした花の写真と送付先施設はここをクリックしてご覧ください。(PDFファイルです)
最も希望が多かった花は屋久島石楠花(5枚)、次いで姫小百合でした(4枚)。 東北の初夏を彩る花です。
今回は8名の方からご支援をいただきました。お名前は出しませんが、厚く御礼申し上げます。

昨年12月末時点でまだ18万人の避難者がおり、そのうち、仮設住宅に入居されている被災者は7万人ほどいらっしゃいます。自宅を建てられて仮設住宅から退去される人は多くなっていますが、それが仮設住宅の自治や運営管理面で新たな問題を生んでいます。
今年も引き続き花の写真贈呈チャリティを続けたいと考えていますので、ご支援をお願いします。

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