百花繚乱
桜が散るのを待ちかねたように、4月は様々な花が一斉に咲きそろいます。
雨の後、急に暖かくなると、咲く速度はとても速くなり「もう少し待ってから写そう」と
思っているとシャッターチャンスを逃すこともしばしば。
(映像が出るまでに時間がかかるかもしれませんが、ご容赦下さい)


 
牡丹(ボタン)

「立てば芍薬、座れば牡丹」と
いわれる4月の花の王様。

中国唐代は牡丹を植えるのが流行っていました。科挙の試験に合格した進士は馬で長安中の庭を見て回る特権を与えられていました。
(得意絶頂を表す四字成句「走馬看花(zou ma kan hua)」ここからきています。でも、馬に乗ったまま他人の庭にズカズカ入って行くなんて・・・とても失礼ですね)
(世田谷区赤堤 西福寺)

他にもいろんな牡丹があります。
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小手毬(コデマリ)

大手毬(オオデマリ)→
(世田谷区桜上水)

ユキヤナギの仲間です。 
 
 
苧環(オダマキ)

元々は紫色の花ですが、最近は黄い園芸種も出ています。(碇草との混種のよう)

(世田谷区大蔵)
  石楠花(シャクナゲ)

躑躅(ツツジ)も皐月(サツキ)もみな同じAzaleaです。
(世田谷区松原)

他にもいろんな映像があります。
ココをクリック
躑躅(ツツジ)

排ガスに強いので道路際に植えられています。
紫色が「オオムラサキ」
白とピンクが「リュウキュウツツジ」です。
(世田谷区桜上水)
    

皐月
(サツキ) 

5月に咲くからサツキ。
ツツジに比べて花が小振りで
密生して咲きます。
(世田谷区経堂)

 
(フジ)

「立てば芍薬・・・」の
下の句が
「歩く姿は藤の花」
風で揺れるのが腰の動きと似ているからでしょうか?
(世田谷区赤堤)

藤は豆科の花です。
他に・・

豌豆(エンドウ)


空豆(ソラマメ)

 
海棠(カイドウ)、紫荊(スオウ)、木蓮(モクレン)など、他にもいろいろお見せしたい花があるのですが・・・
これ以上の画像はダイアルアップ接続の方に申し訳ないのでこの辺にします。
お時間のある方はこちらをどうぞ。
 
最後にレアものを3点。
ナンジャモンジャの花
(正式は「ヒトツバタコ」)
殿様があの花は「何じゃ」と聞くと家来が「もんじゃ」と答えたことから
(世田谷区赤堤)
郁子(ムベ)
アケビの仲間。秋には食べられる実ができます。この実を天智天皇に献上して賞賛されたことから。
(世田谷区砧)
棕櫚(シュロ)
椰子の仲間。子供の頃、この葉を編んで蠅たたき作りました。

(世田谷区砧 山野小学校)

いよいよ・・・風薫る五月です。
    

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